らくがき@はてな

まとめようとする努力はしません

Western DigitalのRMA体験 WDRed3TB

Synologyという会社のNASを使っているのですが,ある日深夜に大音量のビープ音が鳴り確認したところ,2台あるハードディスクのうち片方が障害でアクセスできなくなっていました.

今回故障したのは2年ほど前に購入したNAS用とマーケティングされているRedシリーズの3TBです.モデルはWD30EFRX.

前はSeagateのものを使っていて,これが壊れたので今度は他のを見てみるかということでWDにしたのですが,これも壊れたので結局HDDは壊れるということですね.

さて,今回の件,実は定期的に行っているSMARTスキャンで不良セクタが以前からいくつか見つかっており,前兆はありました.

Synologyのソフト上では正常に動作していたので特に気にすることなく,壊れたら交換しようかなという程度に軽く考えていました.

運良く3年の保証期間内に故障したので,RMAを使ってみることにしました.

詳細な手順は他のブログやサイトさんでも紹介されているので,ここで同じ内容は書きませんが,いくつか古い情報もあったので差異をまとめてみます.なおこの情報は2019年10月時点です.

  1. WDのサイトからRMA申請をする なおここでシリアル番号を入力してハードディスク一台ずつアクティベートしてしまうと,後々アカウントを作ってハードディスクを登録するときに,そのハードディスクには追加RMAプランの表示が出なくなります.このプラン使わない限りは関係なさそうです.

  2. 手順に沿って梱包し,日本の運輸業者の倉庫に送る 他サイトと同じく港区の三菱倉庫さん宛でしたが,数年前の情報に比べると,C倉庫になっていたのと電話番号が変わっていました. 静電気防止袋に入れ,緩衝材を入れ,箱に番号を書いたりといったところは同じです.

  3. 代わりのHDDが送られてくるのを待つ 海外や日本の他の人の体験を似たような納期で,実質10日程度でした. 発送やRMAステータスの変更が遅いので,気にしすぎるとやきもきしながら待つことになると思います.

9/27 (金) 発送 9/28 (土) この日配達予定だったはずが,土曜は受け入れしていないのか店で待機状態 9/30 (月) 倉庫へ配達 10/2 (水) RMA受付の連絡 10/3 (木) 発送の連絡,ホーチミン市出発 10/4 (金) シンガポール着 10/5 (土) 広州市着 / 成田着 10/6 (日) 税関通過 10/7 (月) 配達

タイから送られてきたという報告もある中,私のはベトナムからでした.書類にはタイ製との記載がありました.

箱はWDの小さめの箱で,フォームの緩衝材が入っていました.

肝心のHDDはリファービッシュ品だと思われますが,Redの赤いラベルはありませんでした.

送られてきたのはWD40EFRXで,4TBモデルになり実質アップグレードですが,もともと3TBでRAID組んでいるので3TBまでしか使えません・・・

いずれにせよ,1週間程度で代替品が送られてくるのはそこまで悪いサービスではないかなと思います.可用性が要求されるような場面で使うのであれば論外ですが,個人用でバックアップに使っている程度であれば悪くないと思います.