台湾の江ノ島、十分、九份へのデイトリップ
十分、九份へのデイトリップ
台北から行ける郊外の観光地として良く挙げられる、十分と九份の両方に一日で行ってみました。
行き方は、正直書くほど大変ではないし、GoogleMapsで調べれば当日でも分かると思われます。
悠遊カードを持っていれば台鉄もバスも両方乗れるので、楽。ただし、特急系には乗れないようなので、途中の駅まで特急で行きたい人は特急券を買いましょう。
今回は
で行きました。
台鉄で瑞芳へ
十分に行って帰る電車は一時間に一本しかない上に、狭い電車なので、休日に行くと混み合います。平日でも混んでいます。
台北から電車で行くと、瑞芳という駅に着きます。ちょっとした田舎の駅という感じですが、コンビニもいくつかありますし、正面の道を奥の方に歩いていくと、市場のようなところがあって、イートインなどもあります。もちろん、途中の道には屋台などが出ていて、おにぎりや割包などを買うことができます。
九份行きのバスは、道を左に進んで警察署を過ぎたあたりにあります。
十分へ
十分駅までは電車で山の中を揺られていくと着きます。峡谷というほど崖っぷちでもないですが、山の中を進んでいく感じはあります。 ちなみに、手前の駅は猫村として知られているそうで、大陸からと思われる観光客が結構降りていきました。
十分でのランタン…はいろんなところで有名ですし、線路の上でやっていて着いたらすぐにわかります。
見た限りでは、英語、日本語、韓国語、簡体字などが混じっていました。
さて、ランタンの売り込みをかわして、線路の横の道を進んでいくと、十分瀑布はあっちというような看板が出始めます。そこから20分程度歩いていくと、滝がある公園に着きます。
途中の道ではタクシーの運ちゃんが営業をかけてきます。(歩くと一時間かかるぞ!とか、嘘でしょう…)
滝のところは公園になっていて、夕方には入園できなくなるので、行くなら早めに行っておくのがオススメ。 営業時間などは公式ページ参照
お昼はガジュマルの樹の下のビーフン屋というそのまんまの名前のビーフン屋さんでうどんにしました。
九份へ
さて、お昼も済ませたので、電車で瑞芳に戻り、バスで九份を目指します。
九份は観光客でごった返しており、道も狭いおかげでまさしく江ノ島な感じでした。
千と千尋の神隠しが云々という触れ込みで、例の建物のところでは日本人観光客が写真を撮りまくっておりました。
例の建物も含め、周りの店はすべてお茶屋です。
悲情城市のロケ地として知られているはずの九份には、たしかに映画の場面の面影のようなものはありました。
鍋のお店のような路地や、市街地からちょっと離れたところの家、景色などは悲情城市に出てきそうなものがありました。
九份からの帰りは、台北までバスで行く人が多そうでしたが、私は瑞芳で降りてそこから電車で行きました。
運良く日本の古い特急列車のような電車に乗れて、暖かい車内とやわらかいシートのおかげで台北まで熟睡できました。